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目次
提案の全体方針(サマリー)
現状の立ち位置(前提)
ご提案キーワードの検証結果
推奨キーワードマップ(Tier A〜D)
AI検索(GEO/AEO)対策
コンテンツ強化方針と記事プラン
実行ロードマップ(10ヶ月)
計測・CRM引継ぎ・獲得後フォロー
費用計画とIT導入補助金
データ上の注意(留保)
⚠ 前提(未確認事項)
Google Search Consoleの権限は現時点でいただけていません。GSCの導入状況(プロパティの有無)の確認と権限付与が本施策の前提 であり、環境整備フェーズの最初の確認事項とします(→ §5フェーズ1・§8)。
提案の全体方針(サマリー)
新規案件に占めるHP経由
85%
CRM過去案件分析(新規系789件中671件)。Webが実質唯一の新規獲得エンジン
HP経由の累計受注額
約7,100万円
受注166件・受注率32%(決着案件ベース)
Web集客の本命: 予熱・焼鈍分野
単価146万円 × 受注率43%
HP経由受注額の51%(3,640万円)。ここに流入を注ぐのが最も投資効率が高い
IT導入補助金活用後の実質負担
約127万円
CRM Plus 2年分+本施策10ヶ月の総額約254万円 → 補助率1/2(→§7)
Web強化への投資根拠はCRM実績が裏付け済み。 過去案件1,985件の分析で、HPは新規系案件の85%(671件)を占める実質唯一の新規獲得エンジン。累計受注額は約7,100万円・受注率32%。「Webに投資すれば新規が増える」構造が既に存在します。
「今CVが出ていて、かつ受注に繋がっているコンテンツの周り」から強化。 GA4のCVRだけでなくCRMの受注実績まで見ると、本命は予熱・焼鈍(電気抵抗)分野 — 受注率43%・平均単価146万円 。新規記事はこの分野(予熱/PWHT/焼きなまし)へ流入を注ぎ込むクラスターから着手し、GA4上CVRが高い熱電対・誘導加熱は2番手に置きます。
最初の1〜2ヶ月は「既存ページの調整」だけで底上げ。 リライト・タイトル/ディスクリプション調整・内部リンク調整という低コスト施策で、既に16〜30位にいるキーワードを押し上げます(最も安く早く上がるところを先に取る)。
3ヶ月目以降、月2本ペースで8ヶ月間コンテンツを継続制作 (合計10ヶ月・全16本)。毎月GA4/Search Consoleを定点観測し、実クエリに基づくリライト・内部リンク調整を並走させます。
制作はAIライティング×お客様確認の協働体制。 御社のビジネス概要・技術的コンテクストを織り込んだAIドラフト(本文+画像)を当社が作成し、お客様に技術的な正確性を確認いただくキャッチボール方式で、品質と制作スピードを両立します。
「どのページ・どの流入元から来た人がCVしたか」をフォーム→CRMまで引き継いで記録。 「どの記事が問い合わせ・商談・受注に繋がったか」を判定でき、投資判断がデータで回るようになります(→§6)。典型例がイプロス: プラットフォーム内フォーム経由(CRM上26件中受注1件)と、企業ページから自社サイトへ流入して問い合わせた分(CRM上「HP」に混在)が現状切り分けられておらず、UTM計測なしでは掲載の投資判断すらできません 。あわせて、現状フォームからの問い合わせは見込み客(リード)を経由せず直接案件化されている ため、見込み客運用を1〜2ヶ月目に開始 し、フォーム→見込み客(UTM自動転記)→案件への変換引継ぎという流れに改めます(→§6-3)。
獲得した流入を受注に変える「獲得後の設計」までセットで実施。 過去失注の31%(189件)が「客先返信なし」で消えており、自動フォロー・事例配信(ナーチャリング)と、受注率59%の「加熱トライアル」を中間CVとして全記事のCTAに標準配置します(→§6-5)。
既存サイトの資産を活かし、リニューアルは「成果を見定めてから」。 初期方針は既存コンテンツのライティング見直しと継続的なコンテンツ追加。将来リニューアルする場合は、蓄積した記事資産・計測データの成果を見定めた上で資産ごと新サイトへ移行します(施策が無駄にならない設計)。
費用は10ヶ月合計156万円(税抜)。2026年11月のZoho CRM契約更新時にZoho CRM Plusへ乗り換え、IT導入補助金(補助率1/2)を活用 し、実質負担を約半分に抑える提案です(→§7)。CRM Plus同梱のZoho Campaigns・SalesIQが§6-5の獲得後フォローの実装基盤としてそのまま機能します。申請は締切2026年7月21日(火)17:00の公募回(交付決定2026年9月2日予定)に行い、交付決定後の9月に施策を開始します (→§7-5)。
0. 現状の立ち位置(前提)
指標 値 意味
ドメインオーソリティ 21 弱い。ビッグワードは狙えないが、SD30以下のニッチ語なら十分戦える
ランクイン中キーワード 約12語 ほぼ製品名・一般語のみ。コンテンツSEO未着手で伸びしろが最大
既存の強み(GA4) 熱電対LP CVR14%・誘導加熱LP CVR8% 技術ページに来た人は高確率でCVする=「連れてくる」だけで成果が出る
既存の強み(CRM) HP経由671件・受注166件・累計約7,100万円 新規系案件の85%がHP経由。Webが実質唯一の新規獲得エンジン
金額の本命(CRM) 予熱・焼鈍(電気抵抗): 受注率43%・平均単価146万円 HP経由受注額の51%。この分野に流入を注ぐのが最も投資効率が高い
Bing比率 オーガニックの27% 製造業の社用PC。Bing/AI検索(Copilot)対策の価値が通常より高い
AI経由流入 ChatGPTから11セッション・3CV/90日 GEO(AI検索最適化)が既に成果を出し始めている
1. お客様ご提案キーワードの検証結果
お客様案は方向性は正しいが、検索ボリュームの実測ではほぼ「0」 でした。ただし「0=無価値」ではありません。
お客様案 Vol実測 SD 評価
予熱 電化 0 17 △ 検索する人がまだいない「未来のキーワード」
予熱 バーナーから電気 0 - △ 同上。自然検索よりAIへの質問で発生する表現
工業炉 電化 0 17 △ 同上
電気予熱 0 30 △ 同上
予熱 3Dプリンター 0 - △ 単体では0。ただし親語「金属3Dプリンター」は月4,400回(→§2)
3Dプリンター 金属 反り対策 0 12 △ 単体では0。同上
焼きなまし 予熱 -(焼きなまし単体=2,400 ) 9 ◎ 「焼きなまし」単体が大チャンス (→§2)
予熱 消音 0 - △ 検索経由は期待薄。事例ページとして持つ価値はある
「ボリューム0」キーワードの正しい扱い方
SEOの集客キーワードとしては機能しません (検索する人がいないため)。
しかし「バーナー→電気」の転換は脱炭素の流れで確実に増えるテーマ。検索が生まれる前にコンテンツを置く「先行投資」としては合理的です。
さらに重要なのは、この種の課題は今、Googleではなく ChatGPT/Copilot に相談されている ことです。実際にGA4でChatGPT経由のCVが既に3件発生しています。
結論: 電化系キーワードは「SEO」ではなく「GEO/AEO(AI検索対策)」の柱として扱い、AIが引用しやすい解説ページを作ります (→§3)。
2. 推奨キーワードマップ
Vol=月間検索回数 / SD=SEO難易度(低いほど上位表示しやすい)
Tier A 即効改善 — 既にランクインしている語を上位に押し上げる
新規制作不要。既存ページのリライト・タイトル/ディスクリプション調整・内部リンク調整だけ で数週間〜数ヶ月で効果が出る最優先枠。ロードマップの1〜2ヶ月目はここに集中します。
キーワード Vol SD 現順位 対象ページ
ヒータ種類 / ヒータの種類 1,000×2 23-29 21位/27位 /business/heatequipment/heater/
誘導加熱 880 14 16位 /business/highfrequency/iductor/
誘導加熱装置 320 14 16位 同上
ヒートファイバー 1,000 21 30位 /business/heatequipment/expendables/
※「ヒーターの種類」で来る層は一般消費者も混ざるため、ページ内で「工業用」への絞り込み導線を明確に。GA4で判明した「/heaterページのCVR0.6%問題」もここで同時に解消します(熱電対ページ型のCTA・資料DLを移植)。
Tier B 本命コンテンツSEO — ボリューム実在×低難易度×高CV見込み
サイトのDA21でも十分上位を狙える現実的ゾーン。「今すぐ客・そのうち客」の中心層 です。
キーワード Vol SD 検索意図 備考
焼きなまし 2,400 9 情報収集 最重要。難易度9は破格。焼鈍と同義でひらがな表記の方が検索される
焼鈍 1,600 32 情報収集 「焼きなまし」記事と同一ページで両取り
焼嵌め 720 31 情報収集 自社サービス(焼嵌作業)に直結
予熱 720 31 情報収集 「溶接における予熱とは」型の解説で獲得
溶接 歪み 390 10 商用 造船歪取装置「Netz」への導線。難易度10と低い
工業用ヒーター 260 30 取引 購買意図が強い。製品一覧ページを強化
PWHT 210 31 情報収集 溶接後熱処理の業界略語。プラント系技術者が検索
溶接 予熱 110 18 情報収集 予熱電化への入口としても機能
溶接後熱処理 110 31 情報収集 PWHTと同一記事で両取り
応力除去焼鈍 110 32 情報収集 SR焼鈍。現地焼鈍工事に直結
誘導加熱 原理 90 19 情報収集 iductor/HEARTS Heaterへの導線
焼鈍 とは 70 18 情報収集 焼きなまし記事に統合
歪取り 70 31 情報収集 Netz導線
Tier C 新規開拓 — 3Dプリンター業界
キーワード Vol SD 検索意図 備考
金属3Dプリンター 4,400 20 商用 ボリューム最大。ビッグワード単体でなくロングテールから攻める
金属3Dプリンター 反り(対策) 0〜微小 12 課題解決 競合コンテンツがほぼ無い=書けば独占。AI回答の引用元にもなりやすい
金属3Dプリンター 残留応力 / 熱処理 / アニール 微小 - 課題解決 「造形後の熱処理」需要。自社の予熱・焼鈍技術と接続
戦略: 「金属3Dプリンターの反り・残留応力は予熱/焼鈍で解決できる」という課題解決型の技術コラム1本柱 で、月4,400回の親トピックの周辺流入とAI引用を同時に取ります。
Tier D 電化・脱炭素 — SEOではなくGEO+指名獲得で戦う
テーマ 扱い方
予熱 電化 / バーナーから電気 / 工業炉 電化 検索Vol 0のため、AI検索(GEO)・展示会後の指名検索・広告のLP として制作。「ガスバーナー予熱を電気式に置き換える方法・コスト・CO2削減効果」を数値入りで解説
工場 脱炭素 / カーボンニュートラル 加熱 補助金(省エネ補助金・GX)と絡めた解説はAIが引用しやすい定番テーマ
記事要件(CRM失注分析より)
過去の失注理由で最頻出なのが「バーナーに比べて高価すぎる」「予算感が合わない」という価格・費用対効果です。電化系コンテンツは初期費用の高さを正面から認めた上で、ランニングコスト・CO2削減・補助金を含めたTCO(総保有コスト)比較の実数 を必ず載せます。これがないと集客できても同じ理由で失注します。
3. AI検索(GEO/AEO)対策 — 本件で特に重要
ChatGPT経由のCVが既に出ていること、Bing比率27%(=Copilotの引用元はBingインデックス)から、通常のB2Bサイトより優先度を上げるべきです。
質問文をそのまま見出しにする : 「Q. ガスバーナーによる予熱を電気に置き換えられますか?」→冒頭2〜3文で結論を明記(AIが引用する単位)
FAQPage / TechArticle の構造化データ(JSON-LD) を各技術記事に実装
一次情報を必ず入れる : 施工事例の数値(昇温時間、消費エネルギー、CO2削減率、消音効果のdB値など)。AIは「数値のある一次情報」を優先的に引用する
Bingウェブマスターツール登録・IndexNow導入 (Copilot対策。オーガニックの27%がBing由来なので直接効果もある)
用語の表記ゆれを本文に併記 : 焼鈍/焼きなまし/アニール、予熱/プレヒート、PWHT/溶接後熱処理 — AIとSEOの両方に効く
4. コンテンツ強化方針 — 「CVが出て、受注に繋がっているページの周り」から積み上げる
4-1. 優先順位の考え方(GA4のCVR × CRMの受注実績)
GA4のCVRだけで優先順位を決めると判断を誤ります。CRMの過去案件で「問い合わせの先(受注・金額)」まで追うと、優先すべき分野が明確になります。
分野 GA4での見え方 CRMでの実態(HP経由) 優先度
予熱・焼鈍(電気抵抗) HEARTS Heater・現地熱処理/焼鈍工事HEARTS LP CVR7.1% 受注率43%・平均単価146万円・HP経由受注額の51%(3,640万円) 最優先
受託実験(加熱トライアル) - 受注率59%(全分類最高) 。単価は小さいが本装置購入の入口中間CVとして全記事に配置
誘導加熱・商事製品(iDuctor等) /iductor CVR8.2% 件数最多(430件)だが平均単価19万円と小粒。「パワー不足・材質対応外」失注が多い 2番手。期待値調整 (能力・材質・価格レンジ明示)とセットで
熱電対など熱機材 /thermocouple CVR14.5% 商事製品系で単価小。CVの多くは資料DL(情報収集層を含む) 2番手
3Dセラミックス - 17件・受注率42%と新領域として上々 後半に配置
新規記事は「予熱・PWHT・焼きなまし(焼鈍)」クラスターを先頭に 、内部リンクでHEARTS Heater・現地熱処理・現地焼鈍ページへ流入を注ぎ込みます。GA4上CVRが高い熱電対・誘導加熱は、問い合わせ件数を稼ぐ2番手クラスターとして続けます。
第1クラスター(受注金額の本命) : 予熱/PWHT/焼きなまし・焼鈍の解説記事 → HEARTS Heater・現地熱処理/焼鈍工事へ内部リンク集約(受注率43%・単価146万円の分野に直結)
第2クラスター(件数を稼ぐ実証済みCVページの周辺) : 熱電対・誘導加熱の解説記事 → /thermocouple・/iductorへ。同時にページ側へ加熱能力・対応材質・価格レンジの早見表を置き、ミスマッチ問い合わせを事前に減らす
第3クラスター(検索ボリューム型) : 溶接歪み(390)・焼嵌め(720)・工業用ヒーター(260)などTier Bの残り → 各サービスページへ導線
第4クラスター(新規開拓・GEO) : 金属3Dプリンター・電化/脱炭素 → 加熱トライアル・電化提案へ導線(電化はTCO実数必須 →§2 Tier D)
全記事共通のCTA設計
「資料ダウンロード」と並べて「加熱トライアル(受託実験)のご相談」を標準CTAとして全記事・主要製品ページに配置 します。受注率59%と全分類で最も歩留まりが良く、「いきなり問い合わせ」より心理障壁の低い中間CVとして機能します。
4-2. 記事アップスケジュール(月2本×8ヶ月=全16本)
各月にアップする記事の想定内容です(1ヶ月目=2026年9月開始・記事制作は3ヶ月目=2026年11月から →§5・§7-5)。
アップ時期 # 記事案(仮タイトル) 狙うKW 導線先(内部リンク)
2026年11月(3ヶ月目) 1 溶接前の予熱はなぜ必要?温度管理と電気式予熱のメリット 溶接 予熱(110)/予熱(720) HEARTS Heater・現地熱処理(受注単価146万円分野)
2026年11月(3ヶ月目) 2 PWHT(溶接後熱処理)とは?規格・温度・施工方法 PWHT(210)/溶接後熱処理(110) 現地熱処理工事(同上)
2026年12月(4ヶ月目) 3 焼きなまし(焼鈍)とは?種類・温度・目的を専門会社が解説 焼きなまし(2,400)/焼鈍(1,600)/焼鈍 とは 現地焼鈍工事・HEARTS Heater(同上)
2026年12月(4ヶ月目) 4 予熱・焼鈍の施工事例 — 昇温時間・温度・コストの実数で見る 事例系・指名検索/AI引用 現地熱処理・加熱トライアル
2027年1月(5ヶ月目) 5 熱電対とは?種類(K・J・T型)と選び方を専門会社が解説 熱電対 種類/選び方 /thermocouple(CVR14.5%)
2027年1月(5ヶ月目) 6 誘導加熱の原理と用途 — 高周波誘導加熱装置の選び方 誘導加熱 原理(90)/誘導加熱装置(320) /iductor(CVR8.2%)
2027年2月(6ヶ月目) 7 溶接の歪みはなぜ起こる?原因と歪取りの方法 溶接 歪み(390)/歪取り(70) 造船歪取装置 Netz
2027年2月(6ヶ月目) 8 焼嵌めとは?原理・加熱方法・事例 焼嵌め(720) 焼抜・焼嵌作業
2027年3月(7ヶ月目) 9 工業用ヒーターの種類と選定基準 工業用ヒーター(260)/ヒータ種類 /heater(リライト済ページ)
2027年3月(7ヶ月目) 10 応力除去焼鈍(SR焼鈍)とは?目的・温度・施工方法 応力除去焼鈍(110) 現地焼鈍工事
2027年4月(8ヶ月目) 11 金属3Dプリンターの反り・残留応力対策 — 予熱と熱処理の使い方 金属3Dプリンター周辺(4,400の裾野) 加熱トライアル・セラミックス3D
2027年4月(8ヶ月目) 12 金属3Dプリンター造形後の熱処理(アニール)の進め方 金属3Dプリンター 熱処理/アニール 加熱トライアル・セラミックス3D
2027年5月(9ヶ月目) 13 工場の予熱・加熱工程を電化するには?TCO・CO2・補助金の実数比較 電化系(GEO本命)/工業炉 電化 省エネ提案・電化ソリューション
2027年5月(9ヶ月目) 14 工場の脱炭素と加熱設備 — 使える補助金と進め方 工場 脱炭素/カーボンニュートラル 加熱(GEO) 省エネ提案・電化ソリューション
2027年6月(10ヶ月目) 15 施工事例 第2弾(歪取り・焼嵌め等の実数入り) 事例系・AI引用 各サービスページ・加熱トライアル
2027年6月(10ヶ月目) 16 GSC実クエリ由来テーマ(予備枠) Search Console実データから選定 実クエリに応じて決定
「焼鈍 とは」等の同義語は#3の焼きなまし記事で両取りし、応力除去焼鈍は#10で個別に深掘りします。
2027年1月以降のテーマは固定せず、毎月のSearch Console実クエリ分析の結果で入れ替え ます(「思ったより表示されているのに順位が低いクエリ」が最優先の追加テーマ)。
施工事例記事(#4・#15)は、CRM失注分析で最頻出だった「価格・費用対効果」への反証材料(実数)になるため、お客様からの事例数値のご提供が特に価値を持つ回です。
4-3. 制作体制 — AIライティング×お客様確認のキャッチボール方式
コンテンツ(本文・画像)は、以下の協働フローで月2本を無理なく回します。
当社 1. 記事設計 狙うKW・検索意図・見出し構成・内部リンク先を記した記事設計書を作成
当社 2. AIドラフト作成 御社のビジネス概要・技術的コンテクスト(施工方法・製品仕様・事例)を織り込んだAIライティングで本文ドラフト+図解/挿絵画像を生成
御社 3. お客様確認 技術的な正確性の確認・現場ならではの知見や事例数値の追記(赤入れはメール/チャットでOK)
当社 4. 仕上げ・実装 修正反映、FAQ・構造化データ(JSON-LD)実装、表記ゆれ併記、内部リンク設置、公開
お客様の負荷は「確認と一言コメント」レベル に抑えます(1記事あたり15〜30分目安)。
施工実績の数値(昇温時間・温度・削減効果など)はAIには書けない一次情報 であり、SEO・AI引用の両方で決定的な差になります。確認時に一言添えていただくだけで記事の価値が大きく上がります。
画像もAI生成+必要に応じて現場写真のご提供を組み合わせます(現場写真はE-E-A-T・AI引用の観点で最も強い素材です)。
5. 実行ロードマップ(合計10ヶ月)
開始時期はIT導入補助金の交付決定(2026年9月2日予定 →§7-5)後を想定し、1ヶ月目=2026年9月、10ヶ月目=2027年6月 として計画します(交付決定前の着手は補助対象外となるため)。
9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
フェーズ1環境整備+既存最適化 月30万円×2ヶ月(2026年9〜10月)
フェーズ2月2本のコンテンツ制作+月次の観測・改善サイクル 月12万円×8ヶ月(2026年11月〜2027年6月)
フェーズ1: 1〜2ヶ月目(2026年9〜10月) — 環境整備+既存ページ調整で「安く早く上がるところ」を取り切る
新規制作はまだ行わず、分析・制作の土台づくりと、低コストで確実に効く既存調整に集中します。
施策 内容 期待効果
GSC導入状況の確認・権限取得 Search Consoleの権限は現時点で未提供。プロパティの有無の確認と権限付与依頼を最初に実施 (未導入の場合は新規設定)実クエリ分析・リライト判断の生命線
AIライティング用ナレッジ整備 お客様の提案書・施工事例・製品資料等のコンテクストのデータ化 (AIライティングの知識ベース構築)。ミーティングで事業背景・技術的な勘所をヒアリング 3ヶ月目以降の記事品質と制作速度の土台
分析基盤のつなぎ込み GA4・Search Console・CRMデータの接続と月次レポートの雛形化 定点観測とCRM突合レポートの自動化
既存4ページのリライト Tier Aページ(/heater・/iductor・/expendables)の見出し最適化・本文加筆・FAQ追加・JSON-LD実装 順位16〜30位→10位以内で流入2〜3倍
タイトル・ディスクリプション調整 全主要ページのtitle/meta descriptionをKWと検索意図に合わせて書き換え(CTR改善) 順位そのままでもクリック数増
内部リンク調整 トップ・事業ページから高CVR・高単価ページ(HEARTS Heater・現地熱処理/焼鈍・/thermocouple・/iductor)へのリンク動線を整理・強化 CVページへの回遊増
/heaterのCVR改善+CTA標準化 CVR0.6%の/heaterページに熱電対ページ型のCTA・資料DLを移植。併せて主要製品ページに「加熱トライアルのご相談」CTA(受注率59%)を標準配置 流入2位ページのCV化・中間CVの獲得
ミスマッチ問い合わせの削減 iDuctor等の商事製品ページに加熱能力・対応材質・価格レンジの早見表 を明示(CRM失注分析:「パワー不足」「材質対応外」失注が多発) 合わない問い合わせを事前に減らし、営業工数を単価146万円の予熱・焼鈍案件に集中
計測整備(§6) form_submitキーイベント化・UTM設計・フォーム/CRM引継ぎ実装・GSC/Bingウェブマスターツール連携 効果測定とCV発生元の記録基盤
見込み客(リード)運用の開始(§6-3) 現状はフォーム問い合わせが見込み客を経由せず直接案件化されているため、リードモジュールを有効化。フォーム送信=見込み客の自動作成(UTM等の流入情報を自動転記)→商談化時に案件へ変換し、流入情報も自動引継ぎ するマッピングを設定 商談前の問い合わせもCRMに蓄積・流入データが受注まで一気通貫・変換率という新KPIの獲得
獲得後フォローの実装(§6-5) 問い合わせ後の自動フォローメール・資料DL者への事例配信(Zoho CRM/Campaigns)。過去の「返信なし」失注189件への掘り起こし配信 失注最大要因(返信なし31%)の抑制・休眠案件の再活性
フェーズ2: 3〜10ヶ月目(2026年11月〜2027年6月) — 月2本の新規コンテンツ制作+月次の観測・改善サイクル
毎月のルーティン 内容
新規記事 2本 §4-2のプランに沿って制作。お客様とのミーティング内容+ナレッジベースを基にAIライティング→お客様チェック→サイトへのアップまで を当社が支援
GA4定点観測 流入・CV・LP別CVRの前月比較(API接続済みのため月次レポート自動化可能)
Search Console分析 実クエリの表示回数・順位・CTRを確認。「表示されているのに4〜10位」のページを特定
リライト・調整 上記で特定したページのタイトル・ディスクリプション・見出し・内部リンクを調整(月2〜3ページ目安)
成果レポート LP×流入元×CV(→§6のCRMデータと突合)で「どの記事が問い合わせに繋がったか」を報告
マイルストーン(目安)
時期 期待される状態
2ヶ月目末(2026年10月末) Tier Aキーワードの順位改善開始・計測基盤完成(CVの発生元がCRMで追える状態)・見込み客(リード)運用の開始 (フォーム→見込み客→案件の引継ぎ稼働)・フォーム改修と自動フォローメール稼働
4ヶ月目末(2026年12月末) 第1クラスター(予熱・PWHT・焼きなまし・施工事例=受注単価146万円分野)の公開完了。高単価ページへの流入増加が数字に出始める
6ヶ月目末(2027年2月末) 熱電対・誘導加熱クラスター公開完了。「焼きなまし」等ボリューム型KWのランクイン確認。GSC実クエリに基づくテーマ入れ替え運用が定着
8ヶ月目末(2027年4月末) 3Dプリンタークラスターまで公開完了(#1〜12)。記事経由の問い合わせがCRM突合データに現れ始める
10ヶ月目末(2027年6月末) 全16本のトピッククラスター完成。記事経由CVの実績とCRM突合データ(問い合わせ→商談化→受注)が揃い、次期(継続 or 広告等の別施策)の投資判断が可能に
サイトリニューアルとの関係
本施策は現行サイトを土台に、既存コンテンツのライティング見直しと継続的なコンテンツ追加で成果を作る 方針です(リニューアルを待たずに着手可能)。
将来、既存Web資産をリニューアルする場合は、本施策で蓄積した記事資産・計測データの成果を見定めた上で、新しいサイトへ移行 します。記事(URL・内部リンク構造ごとリダイレクト設計)と計測基盤(GA4/GSC/CRM引継ぎ)は移行後もそのまま引き継げるため、本施策の投資はリニューアル後も無駄になりません。むしろ「どのコンテンツ・導線が成果を出すか」の実データがリニューアルの設計根拠になります。
6. 計測・データ引継ぎ・獲得後フォローの設計
「どのページ・どの流入元がCVしたか」を残し、受注まで繋げる。GA4だけでは「誰が」問い合わせたかと紐づかないため、①UTM設計 → ②ホームページ(フォーム)への引継ぎ → ③CRMへの引継ぎ の3層で設計し、さらに④獲得後フォロー(ナーチャリング)までをセットで実装します。
6-1. UTMパラメータの設計ルール(流入元の明示)
自然検索以外の全流入経路にUTMを付与し、命名規則を統一します。
経路 utm_source utm_medium utm_campaign(例)
イプロス掲載 ipros referral product_thermocouple
メールマガジン/案内メール mail email newsletter_202607
展示会(QRコード) exhibition qr kankyotaisaku_2026
名刺・パンフのQR print qr pamphlet_2026
将来の広告 google / bing cpc (キャンペーン名)
自然検索・AI検索にはUTMは付きませんが、ランディングページ×参照元(google/bing/chatgpt.com等)の組み合わせ で経路を把握できます(GA4取得済み)。
命名規則はドキュメント化し、今後リンクを発行する全ての場面で徹底します。
イプロスの正確な計測が特に重要
イプロスの流入経路は2系統あり、現状は切り分けられていません。
① プラットフォーム内フォーム経由の問い合わせ — CRMの「トリガー1=イプロス」26件(受注1件・単価6万円)はこちらと考えられ、商談の質は低い
② イプロス企業ページ(pr.mono.ipros.com/nessan)から自社サイトへ流入→サイト上で問い合わせ — GA4でリファラル計69セッション・17CVと高効率に見えており、この分はCRM上「HP」に混ざって記録されている可能性が高い
つまりイプロスは「集客元(自社サイトへの送客装置)」としてCRMの数字以上に貢献している可能性があります。イプロス企業ページ・製品ページに掲載する自社サイトへのリンク全てにUTM(utm_source=ipros)を付与 し、「イプロス起点でサイト経由の問い合わせ」を正確に捕捉してから掲載拡充/縮小を判断します。それまでは掲載維持・判断保留とします。
6-2. ホームページへの引継ぎ(サイト側での取得・保持→フォームへの受け渡し)
取得・保持 : 初回訪問時にJavaScript(GTM経由)でCookie/localStorageに保存
初回接触(ファーストタッチ): 初回LPのURL・参照元・UTM各値・訪問日時
今回接触(ラストタッチ): 今回セッションのLP・参照元・UTM各値
※B2Bは「記事で知る→後日社名検索で再訪→問い合わせ」が典型のため、ファーストタッチの記録が特に重要 (これがないと成果が全部「指名検索/ダイレクト」に見えてしまい、記事の貢献が消えます)
フォームへの受け渡し : 問い合わせ・資料DLフォームに非表示(hidden)項目を追加し、保存した値を自動セット(utm_source / utm_medium / utm_campaign / 初回ランディングページ / 初回参照元 / CV直前ページ / デバイス)
GA4側の整備 : form_submitのキーイベント化(問い合わせ/採用の分離)、フォーム完了率28%の改善(EFO)も併せて実施
6-3. CRMへの引継ぎ — 見込み客(リード)運用の開始と、案件までのデータ引継ぎ
現状の整理 : 御社のZoho CRMでは見込み客(リード)モジュールが使われておらず、オンラインフォームからの問い合わせは見込み客を経由せずに直接「案件」として作られている (あるいは担当者が手動で案件を起票している)状況です。流入経路は案件の「トリガー1」項目(既存顧客/HP/紹介/新規開拓/イプロス)で記録されています。この運用のままだと、①商談に至らなかった問い合わせがCRMに蓄積されない、②流入情報(UTM等)を記録する受け皿がない、という2つの問題があるため、見込み客運用の開始を含む3段構えに改めます(フェーズ1: 1〜2ヶ月目に構築) 。
見込み客(リード)運用の開始 : リードモジュールを有効化し、フォーム送信=見込み客レコードの自動作成 に変更。問い合わせ段階の相手は案件ではなく見込み客として受け、フォームのhidden項目(UTM・初回LP等 §6-2)を見込み客の項目に自動転記 します。商談化前の問い合わせもすべてCRMに残るため、ナーチャリング(§6-5)の配信母集団としてもそのまま機能します
見込み客側の項目整備 : 「流入元(utm_source)」「メディア」「キャンペーン」「初回ランディングページ」「CV直前ページ」等の流入情報項目と、既存トリガー1相当の大分類を見込み客に新設
見込み客→案件への引継ぎ(変換マッピング) : 商談の見込みが立った時点で見込み客を「変換」して案件を作成。変換時にUTM・流入情報の各項目が案件の対応項目へ自動で引き継がれるマッピングを設定 し、既存の「トリガー1」も大分類として維持。「記事→問い合わせ(見込み客)→商談(案件)→受注」が一本の線で繋がります
商談・受注まで追跡 : 案件のステージ管理・売上予定額と組み合わせ、「焼きなまし記事から来た問い合わせが○件、うち商談化○件・受注○円」という記事単位のROI を算出。見込み客→案件への変換率も新しいKPI になります
月次レポートでの活用 : GA4(流入・CV数)×CRM(見込み客数・変換率・受注)を突合し、「CVは多いが商談化しない経路」「少数でも受注に繋がる経路」を見分けてテーマ優先順位に反映
※自動化を基本とするため手入力ゼロで流入データが付きます(近年、案件の手入力が減少している実態への対策でもあります)が、見込み客モジュールの有効化・権限設定は御社のCRM管理者との調整が必要です。
6-4. この仕組みで答えられるようになる問い
どの記事・どのページが問い合わせの起点になっているか(ファーストタッチ)
イプロス・展示会・メール・AI検索(ChatGPT/Copilot)それぞれの問い合わせ貢献度
CVRが高いのはどのLP×流入元の組み合わせか(次に作る記事の根拠)
記事経由の問い合わせは商談化・受注しているか(=コンテンツ投資を続けるべきかの経営判断材料)
6-5. 獲得後のフォロー(ナーチャリング) — 流入を受注に変える
CRM分析で、失注608件のうち最大の理由は「客先返信なし」189件(31%) でした。流入獲得を増やしても、現状のままでは約3割が音信不通で消えます。獲得施策とセットで以下を実装します。
問い合わせ後の自動フォローメール : 問い合わせ・見積提出後、一定期間返信がない案件に事例・技術資料を自動送付(Zoho CRMのワークフロー/Zoho Campaignsで実装可能。§6-3のCRM自動登録が土台)
資料DL者への事例配信 : 資料ダウンロード(90日で134件と最多のCV)はまだ「情報収集段階」の見込み客。施工事例・TCO比較などを段階的に配信し、検討段階が上がったタイミングで営業接点を作る
過去失注の掘り起こし : 「返信なし」189件+イプロス系の休眠リストは、事例配信・新製品案内の対象母集団としてすぐに活用可能。新規流入を待たずに着手できる即効施策
効果の見方 : ナーチャリング経由の再問い合わせ・商談化もCRM上でソース記録し、月次レポートに含める
7. 費用計画とIT導入補助金の活用
7-1. 本施策の費用(10ヶ月・合計156万円/税抜)
フェーズ 期間 月額 小計 主な内容
環境整備+既存最適化 1〜2ヶ月目 30万円 60万円
分析基盤の確立(GA4・Search Console・CRMデータのつなぎ込み)/見込み客(リード)運用の開始とCRM項目整備 (フォーム→見込み客の自動作成・UTM転記・案件への変換引継ぎ §6-3)/問い合わせフォームの改修と配信設定 (流入データのhidden項目実装・フォーム→CRM自動連携・自動フォローメール配信の設定 §6-2/6-5)/AIライティング用のお客様提案書・事例のコンテクストデータ化/既存サイトのタイトル・ディスクリプション・内部リンクの見直し
コンテンツ運用支援 3〜10ヶ月目 12万円 96万円
月2本のコンテンツ制作(お客様とのミーティング内容に基づくAIライティング→お客様チェック→サイトアップまで)+月次の観測・リライト提案(全16本 →§4-2)
合計 10ヶ月 - 156万円 -
7-2. Zoho CRM Plusへの乗り換え(2026年11月の契約更新を契機に)
御社は2026年11月にZoho CRMの契約更新を迎えられます。このタイミングでZoho CRM Plus(6ユーザー)への乗り換え をご提案します。
項目 現行: Zoho CRM エンタープライズ 乗り換え後: Zoho CRM Plus
単価(年間契約・税抜) 4,800円/ユーザー/月 6,840円/ユーザー/月(月間契約は8,280円)
6ユーザー年額 345,600円 492,480円
含まれるサービス CRMのみ CRM+Zoho Campaigns(ナーチャリングメール=§6-5の実装基盤) +Zoho SalesIQ(サイト訪問者トラッキング・チャット接客) +Zoho Analytics・Desk・Social・Projects等 計15サービス
本戦略の§6(計測)・§6-5(ナーチャリング)で必要になるSalesIQ・Campaignsが追加契約なしでライセンス内に含まれる 点が乗り換えの実利です。差額は6ユーザーで月12,240円ですが、Campaigns/SalesIQを単体契約するより安く収まります。
SalesIQの訪問者トラッキングは「どの企業がどのページを見ているか」の把握にも使え、§6の計測設計を補完します。
7-3. IT導入補助金による実質負担の試算
IT導入補助金は補助率1/2、クラウド利用料は最大2年分が補助対象 です。CRM Plus乗り換えと本施策を一体の「ITツール導入+活用支援」として申請し、採択された補助金を本施策に充当する設計です。
対象経費 金額(税抜) 補助(1/2) 実質負担
Zoho CRM Plus 6ユーザー×2年分 984,960円 ▲492,480円 492,480円
本施策費用(環境整備60万+運用96万) 1,560,000円 ▲780,000円 780,000円
合計 2,544,960円 ▲1,272,480円 1,272,480円
「現行プランをそのまま継続した場合」との比較(2年間の実質支払い)
項目 A. 現状維持 (エンタープライズ継続・施策なし) B. 本提案 (CRM Plus+施策・補助金採択時) 差
CRMライセンス(6ユーザー×2年) 691,200円 492,480円 ▲198,720円(今より安い)
Web集客強化 施策一式(10ヶ月) なし 780,000円 +780,000円
2年間の実質支払い合計 691,200円 1,272,480円 +581,280円
ポイント
① 補助金が採択されれば、CRMライセンス費単体では現状維持より2年で約20万円安くなります (上位プランに乗り換えてナーチャリング・チャット・訪問企業可視化など15サービスを手に入れた上で、です)。
② その結果、現状維持と比べた実質の追加負担は約58万円(月あたり約2.4万円) 。この差額で「10ヶ月のWeb集客強化一式+CRM上位化」が丸ごと手に入る計算です。
③ 投資回収の目安: 本命の予熱・焼鈍分野は平均受注単価146万円。この分野の受注が1件増えるだけで、追加負担58万円はもちろん施策費全体も回収 できます。
7-4. 補助金活用の前提・留保
採択は審査制であり保証されません 。不採択の場合の費用の扱い(全額自己負担で継続するか、規模を縮小するか)は事前に合意しておきます。
補助対象経費(ソフトウェア・クラウド利用料・導入コンサルティング等の関連役務)の適否は、申請年度の公募要領とIT導入支援事業者としてのツール登録内容に依存 します。本施策費用を対象経費に含める前提の成立可否は、公募要領公開後に確定させます。
交付決定前の契約・発注・支払いは補助対象外になるのが原則のため、本施策の契約・着手およびCRM Plus切り替えは交付決定後 に行います(具体的スケジュールは§7-5)。
補助金は後払い(事業完了後の実績報告→精算・入金) です。施策費・ライセンス費は一旦全額お支払いいただき、後から補助分が戻る流れになります。
金額はすべて税抜・現時点のZoho公式価格に基づく試算です。為替・価格改定により変動する可能性があります。
7-5. 申請スケジュール — 今回の公募回(締切2026年7月21日)に申請します
申請締切 2026年7月21日(火)17:00 / 交付決定日 2026年9月2日(水)(予定) の公募回に向けて申請します。交付決定(9/2)→施策開始(9月)→11月のZoho契約更新でCRM Plus切り替え、という流れがきれいに繋がる回です。
時期 内容
〜2026年7月中旬 申請のご判断と申請準備 : gBizIDプライムの確認(未取得の場合は取得に日数を要するため即着手)・SECURITY ACTION宣言・事業計画(労働生産性向上計画)の作成・IT導入支援事業者経由のツール登録/共同申請手続き
2026年7月21日(火)17:00 交付申請 締切
2026年9月2日(水) 交付決定(予定) — これより前の契約・発注・支払いは補助対象外のため、本施策の契約・着手はこの後
2026年9月〜10月 フェーズ1: 環境整備+既存最適化(施策1〜2ヶ月目)
2026年11月 Zoho CRM契約更新 → CRM Plusへ切り替え (交付決定後のため補助対象)
2026年11月〜2027年6月 フェーズ2: 月2本のコンテンツ制作+月次改善(施策3〜10ヶ月目・全16本 →§4-2)
事業実施期間の終期 事業実績報告 → 補助金の交付(精算・入金)
最初の関門は7月中旬のご判断です 。申請書類の準備に1〜2週間を要するため、申請する場合は速やかに準備に着手します(申請自体に費用は発生しません)。
万一この回で不採択となった場合は、次回公募回への再申請、または規模を調整しての自己資金実施を§7-4の方針に沿ってご相談します。
事業実施期間(実績報告期限)と10ヶ月施策の整合について
補助事業には公募要領で定められた事業実施期間(交付決定から実績報告までの期限) があり、本施策10ヶ月の全期間が実施期間に収まらない可能性があります。実績報告の対象にできるのは、実施期間内に実際に完了し、支払いが済んだ経費のみ です。実施していない内容を実施済みとして報告することは補助金適正化法上の不正受給(虚偽報告)に該当するため行いません。実施期間が10ヶ月に満たない場合は、公募要領の確認後に次のいずれかで適法に設計します。
(a) 補助対象範囲の切り分け : 環境整備+実施期間内に完了する運用支援分のみを補助対象経費として申請し、実施期間終了後の残余月分は補助対象外(通常のお支払い)として継続する
(b) 期間内完結型の契約設計 : 実施期間内に納品が完結する成果物型(環境整備一式+記事パッケージの期間内一括納品)へ契約を再構成し、期間外は別契約の運用支援とする
なおクラウド利用料(CRM Plus)は「最大2年分」を期間内にまとめて支払う形が制度上認められている ため、ライセンス2年分は(a)(b)いずれの場合も満額を補助対象にできます。
8. データ上の注意(正直な留保)
Ubersuggestの日本語データには欠損があります(例:「熱電対」がVol 10と表示されるが、GA4の実流入から見て実際は遥かに多いはず)。傾向把握には十分ですが、絶対値は±数倍の誤差がある前提で扱ってください。
正確な実クエリはGoogle Search Console 連携 で取得可能ですが、GSCの権限は現時点でいただけていません 。GSCが導入済みか(プロパティが存在するか)も未確認のため、フェーズ1の最初に導入状況の確認→権限付与依頼(未導入なら新規設定)を行います。本書のリライト・テーマ入れ替え運用はGSCデータが前提のため、この確認が施策全体の前提条件 です。
「予熱 消音」等のVol 0キーワードも、検索デマンドが未計測なだけで指名級の価値がある可能性はあります。GSCデータで答え合わせをするのが確実です。
§6のフォーム改修・CRM引継ぎ・自動フォロー配信の実装費用は環境整備フェーズ(§7-1の60万円)に含みます 。ただしホームページが制作会社管理の場合、フォーム改修に必要なアクセス権の付与または制作会社の協力が前提です。実装方式の詳細は現行フォームの仕様確認後に確定します。
CRM入力運用の復活が効果測定の前提条件です 。案件のCRM入力は2023年をピークに激減しており(2020〜22年: 年440〜550件 → 2024年: 58件)、このままでは「記事→問い合わせ→商談→受注」の追跡が機能しません。フォーム→CRM自動登録で問い合わせ側は仕組みで解決しますが、その後の商談ステージ更新は御社の運用協力が必要 です(入力運用のオンボーディング支援も併せてご提案可能です)。
CRM実績値(受注率・単価等)は主に2019〜2023年の入力データに基づきます。直近の市況・価格改定によって単価水準が変わっている可能性は考慮してください。
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関連資料: GA4ベースライン分析_2026-07-07.md / CRM過去見込み客分析_2026-07-07.md / GA4接続設定.md